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NEWS
GARDECOのアートワークが入荷しました。

ベルギーのアートワークブランド「GARDECO」より、昨秋発表の新作アートワークが3点入荷しました。「GALDECO」は、手頃な価格の芸術作品をより多くの人々に提供したいという信念のもと、才能のあるデザイナーやアーティストを発掘し、エディターとしてワールドワイドに紹介し販売しています。
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(左)Smile / ブロンズ デザイナー:Marc Caelenberghe (中)Vase Triangle / ガラス  デザイナー:Seguso  (右)Fluid complexity / ブロンズ デザイナー:Kris Demuelenaere
TOPICS

Heimtextil 2023

1月10日から13日まで、ドイツ・フランクフルトでは世界最大級のテキスタイル国際見本市「ハイムテキスタイル2023」が開催されました。
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ハイムテキスタイルは2020年に50周年を迎え、長い歴史の中で名実ともにインテリア・マーケットの重要な地位を築いてきました。ハイムテキスタイルで発信されるテキスタイルトレンドは業界の指針となっています。
 
2020年以降、コロナ禍による中止・延期・縮小開催などが続いていましたが、今回は3年ぶりとなる待望の通常開催となり、まずまずの賑わいを見せていました。
ホール 4.0~
会場となるフランクフルト・メッセは1907年の開業。脈々とした歴史の中でホールを増築しながら発展を続け、現在の屋内会場面積は、ドイツ国内では第二番目の大きさとなりますが、それでもおおよそ東京ドーム7.5個分にもなります。
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いくつものホール(建物)の中で、ホール番号「4」のホールは、ブランド性を大きく打ち出してテキスタイルビジネスを運営しているエディターやマニュファクチャーなどが出展する華やかなエリアで、トレンドが見て取れるホールとなっています。ホール番号4.0 / 4.1 / 4.2 はそれぞれ1 / 2 / 3階とフロアの高さを示し、出展者の国や業態などにより大まかに振り分けられ、訪問し易くなっています。
 
今年の新コレクションの傾向として、穏やかな色、グレー系ミックス糸、テクスチャー感、アウトドア用、リサイクルポリエステルといった、これまでの傾向を引き継ぐような製品が多いように感じられました。業界全体として、コロナ禍・戦争・原材料費の高騰・エネルギーコストの増大といった負の要因を誰もが抱えており、コレクションの堅実な方向性は時世の表れであるかもしれません。
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サスティナブルの潮流は確実に浸透しつつあるようで、各社とも取り扱い数の差はあれ、コレクションの中にリサイクル・ポリエステルを使用した商品を投入していました。ニーズの高まりに動かされ、市場が広がっているようです。
ホール 8.0~
ウインドウ&インテリアデコレーション、テキスタイル・テクノロジーと題されたホール「8」は、テキスタイル類ではドイツ圏のブランドやメーカーが出展しています。テキスタイル以外のテクノロジーのエリアでは、各国よりミシン類やプリンターなどの加工関連機器やテープ類などの副材料ビジネスも出展しています。
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ドイツのモノづくりの強みは、自国をモノづくりの国だと認識し、それを支える仕組みを国のあらゆるところに整えている点であると言われています。テキスタイルにおいても、品質が高く防炎や防汚といった技術は信頼性が高く充実しており、特に安全性への配慮は徹底しています。
 
デザイン面においてこれまでは、質実剛健といったドイツらしさを感じさせる色味や控えめな柄が多く見られました。冬の日照時間の少ないドイツでは、ホーム・デコレーションに赤を好む傾向があるとのことですが、ここ数年デザインへの探求も進み、トレンドを意識した色展開へと大きくカラーパレットを変えてきています。
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その他のエリア
その他のホールは、寝具類の出展が集まるホール12、アジアの大小様々な製造業者出に特化したホール6と12で展示がおこなわれ賑わいを見せていました。世界の工場といわれる中国からの出展者は非常に多く、テキスタイルビジネスの産業構造を間近に実感することができます。
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一番奥側に位置するホール「9」は、ハイムテキスタイルの目玉となっている展示「ハイムテキスタイル・トレンド23/24」の会場です。
 
今年のテーマは「Textiles Matter(テキスタイル・マター)」。テキスタイル産業のプロセスを見直し、「循環型」へ移行していく必要性を訴え、その道筋を4つカテゴリーに沿って示す展示となっています。SDG'sの定めるターゲットまで7年。コロナや戦争などの目前の対処に追われ将来の目標への意識が薄れがちになる中、こうした大きなビジネスショーの機会を通してサステナブルへの取り組みを訴え続ける試みは高い評価を受け、多くの人が関心を持って立ち寄っていました。
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ハイムテキスタイルで発表された各ブランドの新コレクションは、順次ショールームに入荷しています。ぜひお立ち寄りください。
PICK UP

新作商品や人気コレクションを弊社取り扱いの海外ブランドと併せてご紹介いたします。

in & out collection  /  Bitex(スペイン)

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耐光性に優れ洗濯が可能なアウトドア用生地は、その機能性の高さと便利さから室内用へと用途を広げています。多くの場合、色褪せしにくい性質を持つ原着アクリル系の素材が用いられます。それ以外にも、ポリプロピレンやナイロン、リサイクルナイロンなども併用したりと、風合いのバリエーションが広がっています。

 

Bitex 社のアウトドア用コレクション「in & out collection」は、あらゆるプロジェクトに適合するよう、また季節の様々なスタイルと色にフィットするよう、素材やクオリティのバリエーションを幅広く取りそろえています。ダブル幅にも対応してます。

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スペイン・アリカンテに広大な敷地を持ち製造工場を運営するBitex社は、整経から仕上げまでを行うことのできるブランドです。コントラクトに向くコレクションを擁し、製造から出荷までを一貫して自社内で行っているため、競争力のある価格と短納期での生産を可能にしています。

 

コレクションの幅は広く、イスバリからドレープ、シアー、デコレーション用、そしてリサイクル糸製品や機能性テキスタイルのコレクションも展開しています。

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